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第一章「京畿道」 キョンギド




長い長い大韓民国時計回り一周の旅。その始まりとなるのはいつもの仁川空港です。
もう慣れたもので3度目ともなると路線バスでソウル方面に行くのもお手のもの。



ソウル駅に到着。そういえば未だに韓国の鉄道は地下鉄以外乗って無い気がする。今度行った時に乗ってみようかな。


これから韓国に長期滞在するにあたって心配なのはお金の問題である。
十分持ってきたつもりではあるが異国の地での野宿も覚悟している今回の旅。強盗や盗難等の万が一の被害にも考慮してお金は分散して「身につける」ことにした。
ちなみに・・・いきなり空港で15万円をファンジョン(両替)してしまった為に、約150枚もの1万ウォン札を渡されて後々後悔してました。今思うと所持金の殆どをいきなり両替するのはどう考えても得策ではない。めんどくさがりな自分を露呈している。

左の写真は宿の一例である。
韓国にいる間はお金持ちになれるのは確かだが、それでも日々の出費は出来るだけ抑えたい。何があるか分からないし貧乏くさい性格もあるのかもしれない。
ちなみに一度も野宿をすることなく韓国一周を果たせました(この時は2月でめちゃめちゃ寒かった)

その寒さが伝わりますでしょうか。
ちなみに白く写っているものは凍った池です。池も凍れば水の流れる河も凍る。
日本の海洋気候と違い、大陸性の気候は「乾燥した寒さ」が特徴で日本のそれとは全く違う。
次章で紹介するが、この寒さの中韓国第2位の標高を誇る雪岳山に登頂し、その後風邪を引いたのは完全なる若気の至りであった(←馬鹿)


寒さは韓国料理を食べれば何とかなるものです。


↑私の大好物の「シンソンソルロンタンのキムチ」
ソウルに行った際には是非立ち寄りたい店です。ここのキムチは最高にうまい!私の表情を見ていただければ幸福感が伝わると思う(笑)



日本語で書いてある看板も

とにかく朝から晩まで口にするものは辛いものばかりなので体が芯から温まります。カプサイシンの効果でしょうか?


あまり辛いものばかりだと体に悪いので時折このようなファーストフード店で胃をリフレッシュします。
日本のマクドナルドと比べると半額くらいで食べられるのでよく利用してました。
マクドナルドやケンタッキー、そしてロッテリアなど、いろいろなファーストフード店に寄りましたが、それと同じくらいコンビニも利用しました。この旅はかなり綿密に行き先を決めており早朝から夜遅くまでフルに行動するため栄養ドリンクを日常的に補給してました。
今考えるとすごい旅だったんだな・・・もう今だとマネできない気がする。
まあ。旅先で体調が悪くなると最悪なので健康管理はいつも以上に気を使っていたと思います。




今さらソウル市内の観光をしてる暇はないので、東大門近くのスタジアムバザーを軽く物色して次の江原道に備えます。

一つ衝撃的な事実があったのでここで報告しておきます。

韓国のトイレ(大のほう)では水洗であろうと、拭いた後の紙は便器に流さずに備え付けのゴミ箱に捨てます。

衛生上良くないし気分的にもちょっと・・・・・。
でもそうも言ってられないので韓国では韓国のやり方に従います。当たり前の事だと思っていたことが当たり前ではないという非日常が旅の醍醐味であるから、このような新たな発見は前向きに楽しみの一つとして捉えることにした。

他にも、韓国では水道水は飲めないという常識も知っておかなければならない。
ホテルなどではウォーターサーバーが置いてあるのでそれを飲めばいいが、かなり安い宿に泊まったりするとそうゆう設備もなく、飲料はあらかじめコンビニなどで用意しておかなければならない。


渡韓3度目にして初めてソウルで味わう衝撃の新事実たちが、これから始まる韓国の旅が一筋縄でいかない事を暗示しています。
続いては江原道編となります。




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