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陣馬山



標高:857メートル  所在地:東京都八王子市神奈川県相模原市  登山適期:通年OK 日帰り可能  最寄駅:藤野駅 登山レベル:3



この山はちょうど東京都と神奈川県の県境になっており、すぐ近くを走る中央自動車道がよく見える。
大自然の中の人工物というのがちょっといつもと違っていて面白い。



なお、この陣場山登山は、陣場山のみを登りに来たわけではなく、実際は京王高尾山口から下記のようなルートで山頂に至ります。

高尾山→景信山→堂所山→陣馬山


と、かなりの長丁場の登山の最後の山でした。
そのため、高尾山口からは真夜中に登り始め、この強行軍の時間的制約を軽減した。

道中、至るところで富士山がよく見えるため、ついつい何枚も同じような写真を撮ってしまう。


ここで登山の途中でアクシデントが発生。
この時は高校時代からの友人であるGAJIRO氏と共に登山をしていたが、その彼が体調が悪いようでここで休憩を取ることになった。十分な睡眠も取らないまま夜間登山に出かけたのでさすがに体に応えたか。
私の所持品であるエマージェンシーシートで体を包み込み、早朝の冷え込みから体が冷え込みを防ぐ。
彼にはちょっと仮眠をとってもらったが、さすがにこの状況下では私も焦った。
山の中でしかも早朝である。当然人もいなければケータイも圏外。ただ、少し寝たら何事も無く復活しました。


登山とは完全なるアウトドアスポーツのため、山に入れば自己責任で全てを対処しなければならない。

ここ最近はそんなにアクシデントに見舞われることは少なくなったが、私自身、登山中肉離れを2回経験したことがある。
足が自分の意思で動かなくなるという恐怖は忘れることができない。山の中で動けなくなるということは救助を要請するということになるが、私の場合は10分くらいじっとしていたら復活した。
どちらの場合も、自分の力量を上回る強行軍だったことが理由である。もう2回も経験したので「自分の限界」を知ることができてある意味良かった気がする。最近はあれ以上の無茶をすることは自重している。



陣場山(陣馬山)の山頂です。「じんばさん」の呼称については諸説あり、陣場・陣馬どちらの漢字を使っても良いようです。
山頂にはシンボルである馬のモニュメントがあるが、何だかちょっと不気味である。




山頂からの眺めは抜群です。ここから富士山までは直線距離で40〜50キロほど。


やはり富士は何か人をひきつける特別なパワーがあるようです(^^ゞ



最後はJR中央線の相模湖駅まで歩き、電車で高尾まで戻りました。




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