Travel Maker

霧ヶ峰(車山)


霧ヶ峰(車山)きりがみね(くるまやま) 2011/9/18登頂 2011/9/23公開 気持ちいい登山道
標高:1925メートル  所在地:長野県茅野市 登山適期:5月上旬〜11月上旬 日帰り可能 最寄駅:茅野駅  登山レベル:3






この山に関してはいつも冬にスノボに来ていていつか山頂に登ってみたいと思ってました。


木が一本も生えていないので眺望は抜群です。




登山口はメインは二つあり、スキー場の駐車場の部分から登る方法と、車山肩に車を止めて登るルートがあります。


車山肩は50台ほどの駐車スペースがありますが10時過ぎには埋まってしまうことがあるので朝早く来る必要があります。


私が9時前に来たときは7〜8台程止まってましたが、もしここが満車でもスキー場の方に行けば広大な駐車場があって余裕で止めることができます。スキー場側からはスキーリフトを使って簡単に山頂に登ることが可能です。


今回はリフトを使わずに車山肩から徒歩で登ります。車山肩の登山道は上の写真のような雰囲気です。






この登山道では湿原の中を歩きます。前日に雨が降ったのか、道は濡れていて泥で大変でした。


晴れていたとしても左の写真のように大きな石が転がっており、とても歩きづらい・・・・


山頂まではどのルートを使っても1時間以内に着けるため、日本でも1〜2位を争うほどの簡単な百名山とも言える。






登山用の山というよりか、このあたり一帯が白樺湖をはじめとする一大観光地であるため、登山者よりも観光客が登ることが多い。簡単に登れるということもあって高齢者の方も多かった。そのためか、いたるところに親切に看板があり、道に迷ったりすることはありません。






この写真の当たりまで来るとだいたい半分です。前半の半分は湿原の中の歩きづらい道を歩き、後半の半分は・・・・






このように急に傾斜がキツくなり、階段の道へと変わります。今までとは違い、一気に登山っぽくなります。






ただ、標高が上がるにつれてだんだん視界が開けていき、ご覧のような絶景を楽しむこともできる。


登り始めは曇っていてどうなることがと思ったがだんだん陽が出てくるにつれて晴れてきた。


ここは車山(霧ヶ峰)といい、その名のとおり「霧」が多い。もう何どもこの地に来ているが確かに濃い霧に包まれていることが多い。






階段を苦労して登っていると目の前に現れるのがこのリフト。ちょっと羨ましくなりますがこのリフトは往復1500円もするようです。それにこれに乗っちゃうとなんだか味気ないし達成感もあまり無い気がします。






そしてここが山頂です。山頂の看板が至るところにあり、多くの観光客が写真を撮るのに並ばなくてもいいようになっている。


それなりに標高があるので気温には注意しないと寒い思いをすることになる。






山頂からは360度の絶景が広がる。多少雲がかっており鮮明な景色とは言えないが木が全く生えていないこともあり遠くまで見渡すことができる。






そして山頂にある異彩を放つ人工物がこれ。これは気象レーダーであり、昔は富士山の山頂にも同じものがあった。


これを目指して歩けば自然と山頂にたどり着ける。






帰りはまた違う道を通って帰ります。行きは湿原の中の道を歩きましたが、こちらは山頂から直接車山肩へ降りることができる見通しのよい登山道である。こちらの方が格段に歩きやすく、日も当たるため暖かい。






さらにだんだん晴れてきてどんどん景色が良くなってきます。この山は朝早すぎると朝靄(あさもや)が立ち込めていて太陽が登ってくるとだんだん晴れてくるということなんでしょうか?だとしたらあまり朝早すぎるのは考え物かもしれない。でものんびりしていると駐車場に車が止められない・・・






1分間で空が曇空から晴天に変わったりするのが山の面白いところ。山は天候が変わりやすいとよく言うが本当にそのとおりである。雨雲は風に吹かれて流れてくるというのが普通。でも山は雨雲を発せさせていきなり雨を降らせることもある。






左の写真に見えているのが車が止めてある車山肩の駐車場であり、登山口でもある。


朝は寂しい感じだったが戻ってみると店が空いておりなかなか活気がある。








↑今回の舞台となった車山の地形図。等高線が密になっている部分がないので急傾斜や崖が無いのがわかると思う。


往復でも2時間くらいなので白樺・美ヶ原などの観光のついでに登ってみるのもいいと思います。








TOPへ戻る