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金峰山


金峰山(きんぽうざん) 2020/9/5他登頂 2020/9/7公開 熊本市民ならみんな知ってる山
標高:665メートル  所在地:熊本県熊本市西区 登山適期:通年OK 日帰り可能 最寄駅:JR鹿児島本線隈本駅  登山レベル:3


この山は熊本市民の多くが子供の時に遠足などで訪れるという、地元民にとってはポピュラーな山である。
市内のほぼどこからでも見ることができ、山頂にはテレビ局やラジオの電波塔がたくさんあるので見つけやすい。

私は2020/9/7時点で計3回登っている。一番最初は2017年9月に上りましたが4歳の子供を連れて登っているところからも、万人が無理なく登れる山かと思います。


熊本の市街地から20分くらい車を走らせると写真のような駐車場に着きます。
登山口の入り口は写真の鳥居が目印ですが、この近くにトイレや水道があるのでしっかりと準備してから行きたい。


時季にもよると思いますが道中は写真のようなミミズやクモもいます。
山頂には社務所のおじさんが飼っていると思われる犬たちがいますが2020/9/5の登山時にはいなくなってました。


右の写真は中腹から南側を撮影した写真になります。

一級河川である白川と緑川、そして坪井川が有明海に注いでいる。
白川は有史以来何度か河川流路が変更されており、その昔は熊本最大の繁華街「下通り」が白川だったという事実を知ったときは少々驚いた。
確かに大河によく見られる「下流域の蛇行」が地図には見られず、まっすぐにされたのだろうと分かる。最近では2017〜2018年にかけて東区龍田陣内地区の流路を変更している。


左の写真は山頂から南西方向を撮影したもので、有明海の向こうに長崎県の島原半島が見えます。

1991年に噴火した雲仙普賢岳の山容が一望でき、地図で見ても実際に見ても意外と近いことが分かる。確か噴火したのが小学校高学年くらいだったと思いますが、「火砕流」の映像が怖かったのを覚えています。

写真右下には熊本港も映っており、ここからフェリーで島原に行くこともできます。
大人一人1100円也。2時間に1本くらい出てます。
自分もいつか、このフェリーに乗って鉄道で有明海を一周してみたいと考えてます。



熊本はこう見ると典型的な都市型一極集中といった印象です。他の都市とは違い、あくまで「熊本駅」ではなく「熊本城」を中心に都市化が進んでいるところが面白い。数年前には人口70万人を超えて政令指定都市となりました。

標高が低い割に山頂からの景色は絶景なので、初心者にもおすすめの山と言えます。



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