Travel Maker  都道府県別レポート

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福岡県



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福岡県は九州随一の大都市を抱えており、人口は500万人を超える。また政令指定都市が県内に福岡市と北九州市の二つがあり、同県内に複数の政令指定都市がある例は珍しい。政令指定都市が県内に複数あるのは他に神奈川県(3か所)と静岡県(2か所)と大阪府(2か所)だけである。←2010年8月現在

長尾製麺

なぜいきなり製麺所の紹介なのかというと、最近のマイブームが「うどん」でなのでこうなりました。
四国、特に香川県を旅していると嫌でもうどん屋が目につき、単価も安いので気軽に寄れるということもあり、うどん屋巡りをするようになりました。
150〜300円程度のところが多く、お財布にも優しいので香川に行った際は是非食べ比べをしてみてほしい。


そんな「うどんフリーク」の私ですが、ここでは非常においしいうどんを食べることができました。製麺所ということで打ちたてのコシの強いうどんを期待してましたが、まさに期待を裏切らないうどんでした。
麺だけを提供され、あとは自分で醤油やお酢を好みで入れて食べるといういわゆる「ぶっかけうどん」のスタイルです。これはごまかしのきかない麺の一発勝負です。
熱湯で茹でたあとに冷水に浸すことで麺の表面にメリハリがつく。
熱(熱湯)で膨張した麺が、冷水で急激に収縮しますが、これが麺のコシに大きく左右します。
麺を提供されてすぐに食べるのが通の常識で、あまり写真を撮ったりして時間がたってしまうと室温による影響で収縮した麺が再び膨張してしまう。
うどんを本気で楽しみたいなら上のような写真を撮っている場合ではない。


先ほど食べたうどん屋の名前は「井戸」といい、製麺所は道を挟んだ反対側にご覧のとおり威風堂々とした趣で鎮座していた。
200年続く歴史ある製麺所であり、近くに来た際はまた寄りたいと思えるうどん屋でした。



関門トンネル

このトンネルは1942年、戦時中にも関わらず世界初の海底トンネルとして貫通しました。
このトンネルができたおかげで本州と九州は陸路で結ばれ、流通の観念から見て大きな転機となりました。
現在は別のトンネルや橋など関門海峡を渡る交通機関がたくさんあります。徒歩でも通れますが原付は100円くらいだった気がします。

いつもは高速で走りぬけてしまうことの多い福岡県ですが時には一般道で下道の雰囲気を味わうのもいいと思いました。
高速だといろんなものを見過ごしてしまいますが下道だと様々なものが目に入ってくるため、地域色を色濃く知ることが出来ます。

最近は上の写真のように「道の駅」がだいたいどこにでもあるので地域の情報収集に一役買っています。


とんこつラーメン

そして福岡、博多と言えばまず思い浮かぶのはラーメンです。至る所にラーメン屋の看板が見えます。

博多のとんこつラーメンの特徴は

・「細めん」であること
・「小口ネギ」が入っていること
・必ず「紅ショウガ」が入っていること
・とんこつベースのスープであること。

この4つはどの店に入っても変わらないと思う。
あまり詳しくないが九州には他にも鹿児島ラーメンや熊本ラーメンというものが存在する。
ラーメンは日本ではすっかりポピュラーな国民食となっており、ご当地グルメとしてその県ならではのラーメンを観光資源として謳っている場所も多い。
その中でもこの博多とんこつラーメンの名声は全国区であり、とんこつと言えば博多ラーメンに結びつける方も少なくない。
とある雑誌のラーメンランキングでは、好きなラーメンの種類としてとんこつラーメンが首位であることがおおいというデータもある。ちなみに塩ラーメンは全体的に見て人気がないようです。

余談ですが、私の住んでいる秦野市には全国で3本の指に入るくらいの有名なラーメン屋がある。
当然秦野市民として何度か食べに行っているこの店は「なんつっ亭」といい、秦野を愛する男気たっぷりの大将が作り上げた名店!
熊本で修行して秦野で店を開いたと言うから九州ラーメンなわけです。


続いては「海の中道」です。道路の両側に海!?
地元ではこの海の中道を「うみなか」と略して読んでいるようです。

ここは陸繋砂州という地形で潮の流れが陸の土壌を流し、何万年もかけて出来上がった自然の造形物です。
砂州で有名なのは他に神奈川の「江の島」や静岡の「三保の松原」の地形があるが、地図を眺めてるとまだまだたくさんあります。
砂州(さす)は実際に行ってみるとなかなか面白い。
特殊な地形ゆえに観光地となっていることが多い。


昔は会社の出張でよく来てたものですが、こうして個人的に来てゆっくりと味わうのは全然違います。
福岡は他にも行ってみたいところはたくさんあります。次にこのあたりを回る時に行ってみたいところを書くと以下の通りです。


芥屋
日本三大玄武洞の一つ、海岸線もとても美しい場所です。

元寇防塁跡
700〜800年くらい前にモンゴル帝国が攻めてきたときに国の存亡をかけて国防したところ。元寇(げんこうと読む)のような大昔の跡地は跡方もないと思うがどのように「跡地」として表現されてるか大変興味深い。

大宰府天満宮
1300年前の九州の首都だった場所です。天満宮は全国の総本社であり、寺社仏閣にまるで興味のない私でも行かなければならない衝動に駆られます。

平尾台
秋吉台と同じく九州にもカルスト地形があるんです。ここはあまり知られていない自然遺産であり、南北10キロにも及ぶ平原は日が沈む時に神秘的な光景をもたらしてくれるという。



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