長崎県 前編 長崎編に限りレポートは前編と後編の2部構成となります
長崎県旗
| | 九州の北西に位置し、古くから異国との関わりが強い長崎。この県には平地が殆ど無く、沿岸部もリアス式の地形になっていて車で走る場合はなかなか進まない錯覚に陥る。 |
また、日本一島の多い県であり、海岸線の長さも北海道に次いで全国2位である。これは複雑な海岸線と離島の多い長崎だからこそである。
江戸時代、異国船打払令を始め、他国との国交を一切断絶してきた日本。いわゆる鎖国政策だが、明治になって開国するまでの間、「日本国の窓口」としての役割を担ってきた長崎は一味違う歴史を持つ。
ここではその歴史を中心に長崎の魅力を紹介していきたいと思う。
ここは佐世保市。左の写真はアルカス佐世保、中心部に位置しており自然と人が集まる。教会や工場など、狭い平地に色々な建物が建っており、一種異様な雰囲気です。
長崎は海岸線も複雑な形をしているのは先述の通り、陸地部分もまた平地が少なく、人が住むのにはあまり適していない気がする。
面積も狭いため県内のどこにいても海まで最長で15キロという土地も個性的だ。私は海のない秦野市に住んでいるため海を見るとワクワクしてしまうが長崎の人は海のある景色は日常なのだ。
ちなみに日本には海の無い県がたくさんある。島国日本といえども7県もあるのだ。海の無い県は以下の通り↓
栃木県・群馬県・埼玉県・長野県・岐阜県・滋賀県・奈良県
47都道府県の中で7県は海がないわけです。
佐世保と聞いてまず思い浮かべるのがこの「佐世保バーガー」ではないだろうか。これは随分昔から存在しており、戦後の佐世保に進駐軍が展開してきた際、米軍の軍人からレシピを教わり次第に広がって行ったという経緯がある。
昨今のご当地グルメブームの元祖とも言えるこの佐世保バーガーは特に決まったものではなく、手作りで注文を受けてから作るやたらに大きいハンバーガーというところは共通している。
私が食べたことのあるバーガー3種を下に紹介する。
いろんなパターンがあるのが分かる。特に左のものはタコ焼きが入っていた。炭水化物のオンパレードで非常にカロリーが高そうであるがもともとアメリカ兵向けのものなので納得。
場所は変わってここは松浦市。佐賀県から日本海沿いを抜けてくると必ず通ることになる。交通量も少なく快適に走ることのできるみちである。
『川南造船所跡』
廃墟好きなら聞いたことがあるかもしれない。国道に面しており比較的侵入もラクそうな分かりやすい廃墟です。
ツタが絡まり、自然に飲み込まれてますが戦時中は人間魚雷なども作っていたという怖いエピソードもあります。
検索で川南造船所跡と入力すればここの詳細が山ほど出てきます。私もさっきまで見てましたが・・・・こうやって関連記事を調べてると次第に脱線してレポ書くのが遅くなってしまうんですよ(いいわけ)
途中こんな床屋さんを発見しました。このキャラは・・・・・
↓松浦西九州線と愛車のツーショット。
最近ローカル線の車両や駅舎を見かけると何となく写真を撮ってしまう。特に私は鉄道好きなわけではありませんがそうゆう人たちの気持ちも少しは分かるかも。でも私はローカル線の雰囲気は好きだけど大都会の鉄道には興味ありません。やっぱり木造の駅舎とか秘境感がたまらないですね。
なんだかすっかりテツっぽい感じになってしまってます(-_-;)
さて、ここで本土を離れて平戸に渡ります。異国ムードたっぷりです。ちなみにこの平戸大橋有料道路ですがこの時は何故か無料でした。もうずっと無料なのかもしれません。
いきなり異国ムード満点。異国というか他の日本ではなかなか見られない光景が多い。
その昔「島原の乱」が起こった関係で隠れキリシタンが多かったらしいです。
現在でも人口に対するキリスト教徒の割合が多い。宗教のことはよく分かりませんが日本人は宗教を信仰している人を疎外する傾向にある気がする。
なんとなく自分も昔はそうでしたが海外に行くようになって考え方が変わってきました。韓国の人たちは3分の一くらいはキリスト教徒だしアメリカではコンビニみたいに教会をよく見かける。
教会は内部撮影禁止のところが多いがここは大丈夫でした(たぶん大丈夫だったんだと思う)
続いては平戸城。天守閣に入るのには500円が必要ですが私がここに着いたのはもう17時を過ぎており、人気(ひとけ)がありませんでした。意外と小さい城ですが眺望はすこぶる良い。
日本にはその昔たくさんの城が建てられ、数百もの城が乱立していた。廃藩置県・廃城令などにより政治が天皇に奉還されると、幕府や藩主による統治も終わりの時代を迎えました。今こうして残されている城はなんらかの事情があって残っていたり復元されたものであったりで非常に希少価値が高いと思われる。
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400年くらい前の建築技術でこんな立派な城を建てられるというのは敬服に値する。でも実際は本当に当時のまま現存している城って本当に僅かであり、詳しく調べていませんが「現存12天守」と呼ばれ松本城や姫路城などがそれに当たり、全てが重要文化財か国宝になっています。 こんな風に日本中を回っていると城や史跡は本当にどこにでもある。 見た目や特徴はさほど変わらなかったりしますが、その土地の歴史を知ることによって楽しさ、面白さが倍増したりします。この城はどんな役目だったのか、どんな人が城主だったのかなど知れば知るほど当時の暮らしに思いを馳せることができる。 |
それではまた移動です。
この地図を見て「あ〜、ここね」って分かる人がいたらすごいです。
平戸の中でもかなりマイナーな部類に入ると思われる安満岳・鯛ノ花自然公園です。日が沈んでしまう前にここに来て最高のサンセットを写真に収めようと登ってきました。
こんな風に亀に乗ったウサギがいたりと和やかなムードがあったりする。次第に山岳路となりこんなふうに道もどんどん狭くなる。「廃道か!?」って思うような道をひたすら登っていく。
すると↑このような光景を見ることができる。
日本海の海なのか東シナ海なのか区別がつかない微妙は位置ですが感動的なサンセットにそんなことは関係ありません。この写真は山頂駐車場から見える景色ですが、カメラで撮ると風景の画角が4〜50度くらいしか無く、人間の両目の視界である170度には程遠い。本当はちゃんとした一眼レフカメラを買って広角レンズ(ワイドコンバージョンレンズ)を付けて撮影してこそ最高の1枚なんですが、そうもいかないので自分の記憶に刻みます。
日が暮れたので夕食を食べることにした。事前に調べておいた長崎名物を食べられる店に来た。
坂本竜馬とアントニオ猪木に歓迎され店内へ。
| | 店内はこんな感じ。南蛮渡来のモノで溢れかえっている。とりあえずピザと平戸タコスなるものを注文したが普通にうまい!腹が減ってた関係もあるかもしれないがタコスがこんなにおいしいとは! |
そして平戸でも佐世保バーガーを食べることができた。今回の佐世保バーガーは焼き肉が入っていてとってもボリューミーだ。
そして長崎県限定飲料として少々高かったが「バンザイサイダー」なるものを注文してみた。確かになんか違うが、そんなに分かるほど違わない気がした。でも長崎ならではの飲み物が飲めて自己満足。
今回寄ったお店はコチラ↓
COFFEE&PIZZA 大渡長者
http://r.tabelog.com/nagasaki/A4202/A420201/42000463/平戸千里ヶ浜温泉ホテル蘭風ここは西九州最大の露天風呂を有すオシャレなホテル。ホテルと言ってもこんな快適なところに泊まるはずもなく、ただ単に温泉に入りに来ただけです。
この温泉についての詳細は温泉周遊記のページに書いてあるので興味のある方はご覧ください→
こちらこの時は野郎の二人旅だったので1週間まるまる野宿でした。もういい年なんだし宿に泊まればいいのにという意見もありそうだがこの友人と旅をするときは節約モードに入る。
彼は「宿はテントで十分」という。
正直俺もそう思う。こうゆうところに泊まってしまうとお金がかかるのはしょうがないとして時間的なロスが予想以上に大きいからだ。大抵こうゆうところに泊まる場合9時くらいにチェックインして12時間後の朝九時にチェックアウトするパターンが多い。
しかし夜のうちに目的地近くまで到着しておいてそこでテントなり車中泊などで世を過ごせばいろんなところを効率よく回れる。真夏や真冬出ない限り野宿もさほど苦にならないのでこれでいいのだ。
そう考えると私の場合「衣食住」に一般の人よりお金をかけていないと思われる。
まず「衣」だが、私の好きなブランドはユニクロ及びマックハウスである。ユニクロは安いしどこにでもある。マックハウスは店の感じがユニクロによく似てるが自分が株主だからという理由もある。株主優待券でジーパンを買ったりしてます(^_^)v
次に「食」だが、これは誰と食事に行くかで変わる。私一人なら吉野家やラーメン屋、マックなどが多くなるだろう。焼肉の叙々苑や沼津漁港の魚がしなど高級店でおいしいものはたくさん食べてきた。といっても世の中の同世代の男性はもっとたくさんいろんな店に行っていることだろう。でも敢えて言わせていただきたい。
食事に関しての私の持論はこうだ!
質より量・味より価格何か間違っているだろうか?
最後に「住」。これはそこまでケチってないが今私が住んでいるのは築21年のテラスハウスである。古いけど光回線だって引いたしとても快適です。
「住」はこうゆうところで済ませることが多い。道の駅は最近はどんどん増えており、我々のような節約トラベラーにとっては駐車場が立派なホテル替わりとなるのだ。洗面所も水分の補給も24時間対応だヽ(^o^)丿
朝食を買いにコンビニに寄ったところ大河ドラマを意識した商売ッ気たっぷりの製品が並んでいた。
この中央の写真はロールオーバーで写真が変化しますがNHKの商標が入っているのが分かると思う。
水にアンパンにお菓子、龍馬(福山雅治)の人気はとどまるところを知らないようです。
平戸は既に本土ではなく島であるが、そこからさらに橋を渡り生月島に辿り着くことができる。そのため観光客も疎らで手軽に秘境感を味わうことができる。山もいいですが海もいいかも。
そしてここが生月島の最果てである大バエ灯台。当然のように人がいない。灯台には階段が付いており風の強い中登っていくと展望の開けたところに出る。
ここで場所をおさらい。長崎県の中でも北西地域にあたるこの場所は、平戸からさらに北西に辿った場所にある。
最果ての岬ということで朝日を見に来ました。朝靄がかかっておりハッキリした映像になってないが、夕陽とはまた違った神秘的なモノを感じる。
塩俵の断崖という名前も付いてます。
岬を出た後、平戸に戻ろうと車を走らせているとたくさんの風車が回っているのを発見した。どうやら近くに広大な牧場があるようなのでいい写真が撮れるのでは?ということで寄ってみることにした。
しかしすごい道です、ここ。右の写真なんかは分かりづらいかもしれませんがものすごい下りなんですよ。
愛車の腹を擦ってしまうんじゃないかと心配でしたがなんとかクリアー。
目的地に着いた。ここは山頭草原というらしいが、ここでもまた人に会うことが無く、牧場なのに牛も馬もいなかった。ただ牛のフンがたくさん落ちていたので馬ではなく牛がいる牧場であることが推測できる。まだ朝早すぎる時間なので寝ているのかと思われる。
なんか北海道に来たみたいです。朝の散歩代わりにちょうどいい小道もあります。ここを歩きながら今日これから始まる旅のことを考えてワクワクしてました(^^ゞ
こうゆう景色の中を歩いていると普段の日常からかけ離れた非日常の雰囲気を味わうことができ、心身ともにリフレッシュする。やっぱり都会より田舎が好きです。
生月大橋を通って平戸島に戻ります。それにしてもガッチリとした頑丈そうなトラス橋。
白亜の大聖堂、紐差教会。
平戸はどこに行っても教会がある気がする。このあとカトリック教徒でもないのに中まで見せてもらいました。撮影禁止だったのでネタはありませんが・・・・
こんな道を通って再び対岸の西側へ出る。
誰もいない美しい海岸と何故か草が一面に広がる道路を発見。この草はどう見ても自然にここにある感じではない。人工的に置かれたものかと思うが誰がいったい何のために?
さて。平戸の探索も一段落し、長崎本土の西側に沿って南下する。佐世保を通り抜けハウステンボスを目指す。
| | 来ました、ハウステンボス。 ここは普通の遊園地とは違い派手なアトラクション等はないが、中世ヨーロッパの雰囲気(特にオランダ)を楽しむことができる。関東のディズニーランドと並び休日は多くの家族連れやカップルが訪れる名所。 でも今回私がここに来たのは大いなる目的があった。
| | ← 期間限定だがハウステンボスに大河ドラマ「龍馬伝」にちなんだ龍馬伝館が開かれている。さらにはドラマ撮影時に使われた帆船も展示されていて実際に乗ることもできる。 |
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黒船じゃあ〜!黒船じゃあ〜!とドラマのように興奮する私(^^ゞ
残念ながらその回の放送は見逃してしまっていましたがこれは男なら興奮する!
大航海時代は燃料に頼らず帆を使って風の力だけで進んでいたのだ。まさにエコそのもの。でも帆船は風が無くなる凪(なぎ)の状態になると一切進むことはできなくなる、それどころか大洋の潮流に沿って流されていってしまう欠点もある。
ガレー船と言って側面からオールを出していて人力で漕ぐことができる船も当時はあったが水夫が大量に必要になってしまうので長距離航海には向かず、近距離の貿易などに使われた。
内装も木製で雰囲気満点!この船はヨーロッパで造船され、自力で地中海・スエズ運河・マラッカ海峡・南シナ海・東シナ海を通ってこの日本までやってきたのだ。
このように福山雅治の直筆のサインもある。そして甲板で記念撮影する私。2010年2月にロケが行われたこの船に私も乗っている。まさに福山雅治と時空空間共演しているのだ(笑)
右の写真は航海の無事を祈る船首像であるが、実際大航海時代にも女神像やポセイドンなどが取り付けられ、暴風雨や事故から救ってもらえたという伝説が残る。
2011年の2月頃まで一般公開されていて誰でも乗ることができました。是非この帆船に乗って昔の偉人達の功績を讃え、ロマンを実感してみてください。
龍馬伝館に戻ると帆船模型の展示があった。いつか金持ちになって帆船模型が似合うような家に住んでみたい。
佐世保から西彼杵半島を通り南下。2時間くらい進むと長崎市内に出る。
長崎市内に着いた。市内に来るのは初めてだったのでまずは平和記念公園へ向かう。
1945年8月9日にこの地へ原爆が投下され多くの命が消えて行きました。私の拙い文章より左の写真の文章を読んでいただきたい。
原爆の被害者はなにも日本人だけではない。当時、韓国併合によって日本は朝鮮を侵略し自国の一部としていた。大韓民国も北朝鮮も台湾も。東アジア(東南アジアも一部含む)は第2次大戦中殆ど日本の領土だったことがある。
余談だがその時代は日本で一番高い山は富士山ではなく台湾にある山だったという。
日本国は朝鮮の侵略を「征韓論」などという大義名分によって正当化していた時代があるのを忘れてはならない。現在日本が中国・韓国・北朝鮮と仲が悪いのはこの事件に由来するところが多い。右の写真は原爆投下の際に日本にいた朝鮮人を奉ったものであり、大韓民国の大極旗が見える。
| | この絵は誰もが子供の頃に社会の教科書で見たことがあると思う。日本(左)と清(右:現在の中国)がKOREAと書かれた魚を釣ろうとしているが、それを奥でロシアも狙っている。 ジョルジュビゴー氏による当時の風刺画である。アジア諸国は利権争いに必至だった時代。 ここではあまり深く触れません、「韓国編」のレポにて、私が韓国で感じた感想を詳しくレポしているのでそちらに詳しく書いてます。 |
平和記念公園はさすがに人がたくさん来てました、この時はゴールデンウィークでしたが夏休みの原爆の日などは毎年多くの人が訪れている。
公園からは日本最大級のカトリック教会である浦上天主堂が見える。何故かネコがこちらを睨んでいた。
日も暮れてきたので夕食を食べることに。長崎に来たらやっぱり「長崎ちゃんぽん」食べるべき。
長崎にきたからには長崎ちゃんぽんを食べよう!というのは思いっきり観光客っぽい発想だが、普段から私はよくちゃんぽんを食べている。
仕事の時にお昼になるとたまに行くのが「思案橋」という某所にある定食屋さん。
ここに来ると大抵「皿うどん」を注文するわけですが、後にこの「思案橋」という店名が長崎に実在することを知る。そして今回長崎に来たので本場の思案橋に行ってみることにしたのだ。真ん中の写真は路面電車の思案橋駅だ。
そして思案橋横町なる通りに本場の長崎ちゃんぽんを食べられる店を見つけ出した!その名も「天天有」
これが本場の長崎ちゃんぽんだ。関東で食べるものとは見た目も味も一味違う!なんだか感激してしまった。私の場合は皿うどんのほうがやっぱり好きなようです。
| | 長崎市内の町並みと高台からの夜景です。長崎の夜景は日本三大夜景となっており、函館や神戸と並び夜景のが美しい場所として人気スポットとなっております。確かにこれはすごい。写真も綺麗だが肉眼で見るともっと綺麗です。 人間の両目の視野は約170度と言われてますがカメラではせいぜい50度程度。やはり写真で見るのと現場で見るのは全然違います。
その夜景が見渡せるのがこの風呂屋。この温泉については温泉周遊記のコーナーで詳しく紹介してますが、長崎の夜景を一望できる露天風呂は今まで入った中で3本の指に入るほど高く評価できる。 至福の時間を都会の中で過ごすというのもいつもとは違った「非日常」である。
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| | 夜景をたっぷり楽しんだ後は休憩室でゆっくり。 超久しぶりに将棋をやって負けてしまいました。 奥が私です。
また、普段見慣れないドリンクがあったので買ってみました。 旅に出ると行く先々で神奈川にはないような飲み物が自販機で売ってたりして面白い。 |
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かすていら
そして長崎と言えばコチラ。長崎に来た時は毎回買って食べてる!右の写真のカステラはお土産用に買ったものだが腹が減って途中で食べてしまった。 そういえばカステラって普段全然食べることがありません。私が小さいころは文明堂のカステラのCMがしょっちゅう流れてたのを覚えてます。 | | |
これは野母半島で野営した際の画像である。朝早くに目が覚めて気持ちの良い散歩を始めるとすぐそこに広がる絶景がある。下の画像をご覧いただきたい。
寝起きですが実に爽快な気分!海のそばで寝ると場合によっては潮風でベタベタになり非常に寝苦しい夜を過ごすことも少なくない。
しかしここは岬の突端にあり、そこそこに標高もあるため、とめどなく吹いている風の関係か、不快感は皆無と言って良い。
それにしても、なんだか南の島にバカンスに来たかのような錯覚に陥る。
ここは野母半島にある権現山自然公園と言う。権現山と言えば我が町秦野にも同じ名前の山があるが一瞬で「こっちの権現山」が気に入ってしまった(^^ゞ
山頂に鐘があったので撞いてみたが、今考えると早朝から迷惑だったかもしれない。
でも周りに民家がないから大丈夫だ・・・・と思う、思いたい。
あと、ここから肉眼で見えてしまったので写真を載せておこうと思います。
何かと話題の
「軍艦島」 です。
軍艦島についてはもはやいろんなサイトで紹介されている。産業遺産としては著名であるが、上陸するにはそれなりの手続きが必要となる。
続いて「オオウナギの井戸」という場所に来た。
ここは相当マイナーな観光地?であり、なかなか普通の地図帳には載っていない。
ツーリングマップルというバイク乗りご用達の地図に載っていたのでどれほどのものか見に来たわけです。
でも井戸をいくら除いてもウナギは見えない。ここにいるのは確実のようだが・・・・・・
もう一匹の大ウナギはすぐそばにいた。なるほど、こりゃ馬鹿でかい。ウナギは手で掴むのは難しいがある意味このウナギも手で掴むのは難しいだろう。
駐車場からここまで来るのには地元の住宅地を抜けてくる必要がある。
なかなか生活感漂うアウェイの道を歩くことになるので人目を気にする人、人から見られるのが嫌いな小心者はキツイかも。私が来たのは早朝なので人はいなかった。
みなさんはこんな自動販売機を見たことがあるだろうか?
なかなか良心的な価格で瓶ビールが売っているが真ん中の写真を見てほしい。「酒パスカード」ってナニ?さらに右の写真では免許証の挿入を要求される。これは前代未聞。初めて見たぞ!? | |
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お次はシーボルト邸宅跡である。ここは先ほどのお酒の自動販売機のすぐ近くにあり、邸宅跡の近くにはシーボルト記念館がある。 シーボルトはオランダのロッテルダムから来た医学者と名乗っていたが、実はドイツ人である。当時の日本では鎖国政策の為ドイツ人だと何かと都合が悪かったのだろう。さらにはこの人は大の日本びいきであることも知られている。 |
さて、いよいよ日本で最初の会社である「亀山社中」へ足を進める。
※この長崎編は全体のボリュームが長大なため、前編と後編に分けております。
長崎編の後編は
こちらからどうぞ